アグロ・ミッドレンジ・コントロール。この三すくみは私がハースストーンをやっていて得た、アーキタイプ論の基本だ。今やこの基本に沿うことはどんなゲームでも少ないのだが、この三すくみが成立するゲームこそ真にバランスがいいゲームだと言えると思っている。

人生はクソゲーだ。なんだか昔っから言われているようなことだが、このアーキタイプ論に照らし合わせても間違いない。人生はミッドレンジが強すぎる。正確にはアグロとコントロールが成立しなさすぎると言っても良い。

人生はアグロで駆け抜けられるほどヘルスが低くなく、コントロールできるほど高くはない。それは仕方ないとして、社会の制度がミッドレンジを強くしていると実感した。年金制度だ。

レイトゲームを強くするはずの年金制度が、貧弱なせいでコントロールを組む意味がない。マナが少なすぎるせいで動きたくても動けない。結局ランプするしかないのだが、序盤中盤、下手したら終盤に至るまでマナ加速し続けなければいけない人生などつまらない。結局ミッドレンジ風な生き方を選ばざるをえない。

そんなことを感じた研修中だった。マナを貯めよう。

それでは。

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